丹後ローカルブロガーのスギです。
実はぼく美術館けっこう好きなんです。作品の解説とか読むとなぜかテンション上がります。
というわけで、新しく美術館ができたという「和久傳の森」(京丹後市)に行ってきました。
和久傳の森とは
弁当や和菓子を製造販売する紫野和久傳(むらさきのわくでん)の製造拠点であり、2007年より56種3万本の植樹を行ってきた。同社の久美浜工場があるほか、2017年6月には画家 安野光雅氏の絵画を集めた美術館「森の中の家 安野光雅館」と丹後地域の食の魅力を和久傳の味で楽しめる「wakuden MORI」(モーリ)がオープン。
まずは美術館「森の中の家 安野光雅館」へ
当日は雨。
しかし、わたくし全くへこんでおりません。
なぜなら、これは以前書いた記事を検証する絶好のチャンス!
というわけで意気揚々と現地に向かいます。カーナビにしたがって行くと、車は工業地区の中へ。
「こんなところにホントに美術館が?」と疑いながら行くと、看板を発見。ありました。
敷地内に入ると、まずは広々とした芝生が。
そしてそれらしい建物を発見。どうやらこれが美術館らしい。
前にある塀のようなものは、コンクリートの回廊。
別に通らなくても美術館までたどり着けますが、せっかくなので通ってみましょう。
ちなみに前を歩くのは、このブログ初登場のヨメ。
コンクリートの回廊には目線の高さに小さな窓があります。
美術館をチラ見できる構造になっているようです。期待感があおられますね。
そして意外と長かった回廊を抜けて、やっとご対面。「森の中の家 安野光雅館」です。
鉄筋コンクリート造り2階建てで外壁は杉板貼り。デザインは世界的な建築家、安藤忠雄さんが手がけたそうです。
さて、では入ってみましょう。
受付でチケットを買うとパンフレットがもらえるんですが、これがまた素敵でした。
開くと、安野光雅さんの絵本「小さな家のローラ」の小さな家が飛び出てくるというしかけ。しかも、家の中まで描かれているという芸の細さ。ヨメ興奮。
展示の方も期待を裏切りませんでした。
ちょうどオープン記念企画展で、先程紹介した絵本「小さな家のローラ」の原画が展示されていたんですが、水彩の優しいタッチとカラフルな色使いがすばらしかった。
もうすごい癒されました。
ちなみに「洛中洛外」というシリーズの絵も少し展示されていて、舟屋など丹後をテーマにしたものもありました。次の企画展はこの「洛中洛外」がメインとなるようです。これは行かねば。
企画展:安野光雅の「洛中洛外」平成29年9月20日(水)~12月21日(木)
工房レストラン「wakuden MORI(モーリ)」
同じ和久傳の森敷地内には、丹後地域の食の魅力を和久傳の味で楽しめるレストラン/カフェの「wakuden MORI」があります。
店内はこんな感じ。雑貨も置いてます。お、おしゃれだ。
今回はカフェ利用だったので、ぼくは和三盆山椒ソーダと桑のシフォンケーキ、ヨメは紅芋酢ジュースとれんこん菓子「西湖」を注文。
和三盆山椒ソーダは、山椒の爽やかさが絶妙にソーダと合ってました。桑のシフォンケーキも程よい甘さでうまし。
ヨメが頼んだメニューもおいしかったそうです。ただ紅芋酢ジュースはヨメには少し酢がきつかったみたい。
美術館の近くにカフェがあるといいですよね。ゆっくり過ごさせてもらいました。
雨の日デートにもオススメな和久傳の森
新しい施設が加わった「和久傳の森」いかがだってでしょうか?
この他にも「和久傳の工房」と呼ばれる工場があり、事前に申し込めば工場見学も可能なようです。
今回は雨の中でしたが、美術館とカフェの距離も近く、ほとんど影響はありませんでした。
雨の日デートにもオススメなスポットですよ。
- 住所:京都府京丹後市久美浜町谷764
- 電話番号:0772-84-9901
- 営業時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始の12月29日から1月1日
- 入館料:一般1000円、中高校生600円、小学生400円
- 交通アクセス
電車の場合:京都丹後鉄道「久美浜駅」下車、タクシーで15分
車の場合:京都縦貫自動車道 「京丹後大宮I.C」から25分
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