これだけは揃えたい!田舎暮らしに必要なもの5選+寒冷地用2選

都市部から田舎に移住すると、あまりの環境の違いに戸惑うこともしばしば。

「しまった!あれ買っておけばよかった!」て思うことが、けっこうあります。しかも気付いた時には店が閉まってたり、売ってる店が遠かったり…。

まあ困ってると隣の家の人が貸してくれたりとかもするんですが、最初からそれをあてにするわけにもいきません。

そこで今回は田舎に移住してそこそこ経ったスギが、自分の経験を元に「これは本当にないとやばかった…。」というものを紹介していきます。

田舎暮らしの必需品

①車:軽トラが超優秀


やっぱり絶対必要なのは車。なんせ電車もバスも1時間に1本なんてザラですから。

車がないと好きな時に買い物にも行けません。飢えます。

そして車の中でも、群を抜いて優秀なのが軽トラ(ただし田舎に限る)。小回りきくし、道悪くても走れるし、後ろに荷物乗せられるし、なんなら人も

てことで使えるヤツなんです。

地元の人だと、だいたい一つの家庭で車3台くらいは持ってますね(軽トラ含む)。

②ちゃんとした長靴:万能すぎる


個人的には早めに買った方がいいと思うのは長靴。
小洒落た、丈の短い長靴じゃなくて、ひざ下くらいまである滑りにくいものがオススメです。

こいつホント使えます。ぼくは田舎に来て初めて、長靴の偉大さに気がつきました。

どういう時に使うかというと、農作業する時や、ちょっとした山道登る時、漁港に行ったりする時とかいろいろ。滑りにくいし、汚れても大丈夫だし、耐油性のものだったらその汚れもすぐ落ちるし、万能です。

特に協力隊の方なんかは地域を飛びまわってると思うので、めちゃくちゃお世話になってるはず。ぼくは1日中履いてる時もけっこうありました。

③刈払機(もしくは鎌):ひたすら刈る、刈る、刈る


ぼくは草刈機と呼んでますが、正しくは「刈払機」だそうです。

これを持つと地区の草刈りとかで活躍できます!地元のおっちゃん達に言わせると「男なら使えて当然!」ぐらいの勢い。ということでこれを使えるようになると、ある程度一人前として見てもらえます。

刈払機はちょっと危なそうで怖い…、という方は、最低でも鎌を持っておきましょう。それがないと次々と生えてくる草どもに対抗できません。本当に夏とかすごい勢いで生えて来るので。

④携帯電話・スマホ:いつでもどこでも、ではない?


やっぱりいつでも連絡が取れる携帯電話は便利です。それは田舎でも変わりません。

ただひとつだけご注意を。

キャリアによって電波が届かない・届きにくい家が、ときどきあります。ぼくの家はdocomoが電波悪いです。

これは現地じゃないとわからないと思うので、移住予定の家に下見をした時などに電波も気にしておいてください。必要ならばキャリアを変えた方が快適な田舎暮らしを送れます。

⑤インターネット環境:いい時代に生まれました


ちょっと専門的なものを買おうとすると、どうしてもその地域じゃ手に入らないことがあります。そんな時に頼りになるのがオンラインストア。

都市部にいた時の数十倍のありがたみを感じます。Amazonさん、楽天さん、運送業者のみなさん、ありがとう。いい時代に生まれました。

またポケットwi-fi使っている人は携帯電話と同じく注意が必要。電波がつながらない可能性が携帯電話より高いです。

寒冷地編

伊根町けっこう雪降るんです。日本海側の雪ってすごいんですね。甘くみて、何回か痛い目にあいました。

以前住んでいた場所は雪が降っても年に1、2回というレベルだったので想像つかなかったんです。ぼくのように太平洋側から寒冷地に行く方は、ぜひ万全の準備をして移住してください。

雪かき用スコップ:自然の猛威に立ち向かえ


移住して初めての雪の朝。スコップを持っていないぼくは、雪かきができないがために危うく遅刻しそうになりました。「車ぐらいは出れるでしょー。」とタカをくくってました。甘かった。車は雪に埋もれて全く動きませんでした。地元のおっちゃんが途中でスコップ貸してくれなかったらどうなっていたことか。。。

なので寒いとこはスコップ絶対必要です。雪が降ってからだと手遅れになります!

買うなら先の尖った金属製のスコップがオススメです。雪に刺さりやすいんです。プラスチックのスコップも軽くて扱いやすいので、二つ持っておいて状況に合わせて使い分けるのオススメですね。

灯油ストーブ:安定の暖かさ


電気じゃなくて灯油です!パワーが違います。

最初の冬、持っていた電気ストーブでやり過ごそうとしたんですがさすがに無理でした。実家にちょうど灯油ストーブがあったので、今はそれを使ってます。

移住した時って、空き家に住ませてもらうこともけっこうあると思うんですが、古い家も多くてどうしても隙間風が入って来たりしますよね。なので同じくらいの気温でも、家にいると田舎の方が寒く感じることもあります。

ということで皆さんも灯油ストーブを手に入れて、安定の暖かさを手に入れてください。

番外編

出刃包丁:漁村ならでは

魚捌き用に使ってます。

伊根町では水揚げされた魚がそのまま買える「浜売り」という仕組みがあって、魚が安く買えるんです。やっぱり海の近くに住んでるなら、魚捌けるようになりたいじゃないですか。

最初は三徳包丁使ってたんですが、試しに出刃包丁使ってみたら、すごく使いやすかったので自分用に買っちゃいました。あと勢いで刺身包丁も。

港が近くにある方はぜひ包丁揃えてみてください。自分で魚捌けるようになると楽しいですよー!

あとはその地域に合ったものを

田舎暮らしに必要なもの5選+寒冷地用2選、いかがだったでしょうか?

今回紹介したのはあくまで最低限のものなので、あとはみなさんが移住する土地に合わせて、いろいろ買い足していってください。地元のホームセンターに行ったら、その地域でよく使われるものはだいたい揃ってるはず。

また、どんなものを買ったらいいか迷ったら、地元の人にぜひ相談してみてください。親切に教えてくれます。

地元の人の中にはけっこうこだわりを持っている人もいるので、いい話のタネにもなりますよ。田舎暮らしの必需品は、いいコミュニケーションのきっかけにもなるんです。

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